みなさんは、旅の記録はどうやって残しますか?
私もそうですが、多くの方がデジカメだったりスマホだったり、デジタル機器で残されると思います。
でも、果たして本当にそれだけで良いのでしょうか?
記録の残し方は多様になったけれど、その殆どがデジタルデータ
「日本一周」「海外旅行」など、大きな旅になると手帳に記録する方も増えると思いますが、普段から旅行の記録を手帳に取る方は少ないかもしれません。
今流行っている手帳に貼るマスキングテープが好きな方は、それを趣味として作っていたりしますが、特にそういう趣味がない場合を考えると、殆どがデジタルデータなのではないでしょうか。
昔の旅の思い出はフィルムカメラと紙の地図
今のようなデジタルガジェットの少なかった時代、思い出はたくさんのアナログで構成されていました。
フィルムカメラ(写ルンです含む)
現像するまでどんな写真が撮れているかわからない。現像にお金がかかるからパシャパシャ撮りまくれない。
現像が上がる時、どんな写真が撮れてるのか、とてもワクワクしました。
そして、友達と「お互い撮り合おうなー」なんて言って、自分のは現像したのに友達は放置。自分の写真だけ無いという悲しい結果にもなったりしました。
紙の地図。そして道に迷う(カーナビがないから)
色々書き込まれた地図も残ったりします。道に迷った記憶も。
究極の思い出作り、スクラップブック
懐かしいところでは「スクラップブック」なんて作ったりしませんでしたか?
世代によっても違うとは思いますが、私の場合、小学生の頃に作ったスクラップブックは、作ったことに対する楽しい思い出や温かい気持ちを思い出します。
内容はもう殆ど忘れているし、それがどこにあるのかも分かりませんが、それでもデジタルで記録したら残らなかった気持ちかもしれません。
昔話をしたい訳じゃない
デジタル全盛の時代に、なぜそんな事を勧めるかというと、それは思い出のその「思い出し方」に大きな差があるからです。
デジタルとアナログの思い出し方の違い
デジタルの記録の思い出し方
デジカメやスマホで撮った写真は、現像せずにPCやメモリーカード、スマホの中に入れっぱなしだったりする事も多いですよね。
そういう記録は「ふと、昔のものを発見する」という機会があまりありません。
見ようとして見る。そのフォルダを開く。そのアプリを開く。そうして見るのがデジタルの記録です。
アナログの記録の思い出し方
反面、アナログの記録は「ふとした時に」出て来ます。
荷物を整理したり、引越しをしたり、本当にふと、思いがけない時に目にする事があるのです。
その「ふとした時」の思い出って、とても楽しかったりしませんか?
「ふとした時」に目の前に出てくる思い出はとても楽しい
掃除中に手が止まって色々「なつかしー」と写真を見たり、記録を読んだり、昔好きだった漫画を掃除の手を止めて全巻読み終えてしまったり。また、出て来た学生時代のノートをパラパラめくって、「俺ってこんな字書いてたんだ!」とか、「この授業全然真面目に受けてねーな」とか。そういう事があるのがアナログならではだと、私は思うのです。
昔に戻る訳じゃなくて、そんな「ふとした時に」思い出せる思い出を、旅の一部だけでも残してみるのも良いんじゃないかと思います。
そんな、「デジタルとは少し違う」アナログな記録の残し方に花を添える、いやむしろどんどん書き込みたくなる素敵な手帳を今日はご紹介しようと思います。
筆不精でも筆が進む、オシャレなノート
ペーパーブランクス
表紙がハードカバーになっている手帳、ペーパーブランクス。とてもデザインが良くオシャレです。
カナダとアイルランドに本社があるHartley&MarksPublishersという会社が作っています。
パッケージ表
表紙の折り返しの部分に磁石が付いていて、パカッと開いたり閉じたりできます。
モチーフは詩人や音楽家等の著名人で、この青い表紙のものは詩人のワーズワースがテーマです。
ワーズワースが友人たちに宛てた手紙の一部がエンボス加工で表現されていて、有名な一節「I Wandered Lonely as a Cloud」(一片の雲のように、私は独り悄然としてさまよっていた)が記述されています。
パッケージ裏
値段はA6サイズで2000円弱と、このサイズの手帳にしてはかなり高めだと思いますが、作りが結構しっかりしていて、書き込みまくった昔のペーパーブランクスも今でも切れたり変になったりしていません。
表紙
ハードカバー部分にエンボス加工で様々な文字や柄が描かれています。
裏表紙
裏もしっかりエンボス加工がされています。
開いたところ
中には”しおり”が付いていて、便利です。罫線のあるものと無いもの、そしてノートではなくスケジュール帳もラインアップされています。
ポケットも付いている
背表紙の裏にはポケットが付いていて、思い出の紙切れなどを入れる事ができます。これも紙製ですが、結構丈夫です。
種類もたくさんある
色々な種類があって、選ぶのも楽しいです。(写真をクリックするとAmazonで見れます)
大体の柄にA6、B6、B5とあり、ダイアリー(スケジュール帳)とノートがあります。柄によってサイズや種類がないものもあったりするので、求める組み合わせがない事もありますが、センスのあるデザインばかりで、写真でみるより実際手に取った方が美しいです。
書き終わっても蔵書のようにしまっておける
右側の「シラー」の手帳はもうすでにたくさんの文章や絵が描いてあります。
今回の旅行を機に左側の「ワーズワース」に切り替えて、また新たな1ページを記録していきたいと思います。
今の時代アナログで残すなら、付加価値が必要
あえて残す理由をつくる
モチベーションや意義のようなものがなければ、今の便利なデジタルデータの時代にわざわざアナログで残す気にはなれないと思います。私も普通のノートなら沢山色々なことを書き込んだかどうか、怪しいところです。
ペーパーブランクスにはその理由に足る魅力がある
その点ペーパーブランクスは普通のノートや手帳にはない所有感があり、並べても結構オシャレです。1冊の値が張りますがそれだけの価値はあると感じています。何か書こう!と思わせる、とてもオススメの手帳なので、皆さんも是非ペーパーブランクスのようなオシャレな手帳で、アナログの記録を残してみてはいかがですか?
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